Blog takewo13

目標は週イチ更新。あくまで目標。

キャストなだけに。

僕は某遊園地で人気アトラクションを担当しているキャストだ。
今日もいい天気。きっとたくさんのカップルや子供たちが来園するに違いない。
今日も一日がんばりますかーと、なじみの売店で同僚のキャストらと声をかけあっていると、いつのまにか開園時刻を過ぎている。


やばい!


僕は担当するアトラクションへ走った。
現場ではもう長蛇の列ができていて、同僚の女性キャストにせかされる。


「もう、何やってんですか! こっちは私がやるから、二人は列の整理をお願いします!」


僕はいそいで着替えると、同僚の男性キャストと二人で並んでいる子供たちを誘導した。ちなみにこの男性キャストは、ひろみちお兄さんに激似だ。さすがに似ているだけあって、子供たちの扱いにもなれている。


そしてようやく列がうまく流れ始めた頃、この遊園地の演出のひとつでもある、怪物の登場だ。子供たちの列にむかって、手下の戦闘員を従えてやってくる。


怪物:「ふはははー。おまえたちのお年玉をよこせー。」


子供たちは一斉にブーイングだ。
それに怒った怪物が手下とともにつっこんでくる。
ここで僕の出番。
怪物と手下にキックとパンチをお見舞いし、子供たちに「みんな! 大丈夫か!」と声をかける。
そしておもむろに腰のベルトに手をあて、こうつぶやくのだ。


「キャストオフ」



ここで目が覚めた今年の初夢。
google:キャストオフ