Blog takewo13

目標は週イチ更新。あくまで目標。

「シャーロック・ホームズ」は人を選ぶ?

最近、週末はひきこもることが多かったので、この映画の公開をきっかけにヨメと出かけてきましたよ。三寒四温が続くこの頃でしたが、この日はわりと暖かくてレイトショー日和でした。



公開初日で金曜日。レイトショーとはいえ、わりと混んでいるのかと思いましたが、意外にもスカスカです。まあみなさんとっとと帰るか、飲みにでもいってるんでしょうね。仕事帰りらしい男性や女性の一人映画の人がそこそこいたのも印象的でした。きっと映画好きな方々なんでしょう。



さて、この作品をトレーラーでみた分には、ユーモアにあふれた、いい意味でB級くさい、アクション満載で豪快な内容・・・かと思っていましたが、実際には細かい描写や伏線が多くちりばめられていて、ホームズらしさをうまく表現できていると思いました。



とはいえ、やはり新しいシャーロック・ホームズであることは間違いないようで、悪党と肉弾戦をくりひろげたり、上半身裸で賭けボクシングをやったり、愛犬をつかってあやしげな実験を繰り返したり、ガチでピンチになったり。このへんはボクのシャーロックホームズ像とは異なるところですねぇ。



それにしても当時のロンドンというのは、いつも曇っているというか、鮮やかでない色合いというか、灰色というか・・・ちょっと地味なんですよね。この感じ、「スウィーニー・トッド」」を思い出します。それに影響されているのかもしれませんが、この作品の全体的な印象として、個人的にはいささか地味かな…と。



そういうのもあって、映画というエンタテイメントに派手さを求める人にはちょっと物足りないかもしれません。ただ、ヨメのようなホームズ好きには強くオススメできます。自称ホームズ好きな人はぜひ。